『犯罪者』ついに完結|6話・7話ネタバレ解説と全7話の結末を徹底考察

日本ドラマ

皆さん、こんにちは!

高橋一生さん、斎藤工さん、水上恒司さんのトリプル主演で話題を呼んだAmazonプライムビデオのオリジナルドラマ『犯罪者』。ついに第6話・第7話(最終話)が配信され、物語は完結を迎えました。

今回は、ネタバレを含めて6話・7話の内容を詳しく振り返っていきます。まだ視聴していない方はご注意ください。

第6話:生きていた中迫、迫り来る滝川の影

第6話で最大の衝撃だったのは、自殺したものと思われていたタイタスフーズ営業部長・中迫が、実は生きていたという事実です。

しかも中迫は車いす姿という、以前とはまったく違う状態で修司たちの前に再び姿を現します。この登場シーンは、視聴者に「生きていてよかった」という思いと、「一体何があったのか」という強い疑問を投げかける展開でした。

中迫が生きていたことで、これまで断片的にしか見えていなかった通り魔事件の背景や、タイタスフーズを巡る隠蔽工作の全貌が少しずつ明らかになっていきます。

修司、相馬、鑓水の3人がそれぞれの立場から真相に迫る中、事件を裏で操っていた存在として、殺し屋・滝川の姿が徐々にクローズアップされていきます。

滝川という男が3人のすぐ近くまで迫っているという緊迫感が、物語を最終話へと押し上げていきました。

第7話(最終話):正義が裁いた「犯罪者」、そして相馬の決意

最終話となる第7話では、通り魔事件の真相がついに白日の下にさらされます。白昼の駅前広場で何の罪もない4人の命を奪った通り魔事件の犯人・滝川は、テレビ局も巻き込んで、最終的に取り押さえられて逮捕され、事件そのものは一応の解決を迎えます。

しかし、この結末は単純な「犯人逮捕」では終わりません。4人を手にかけた滝川もまた、怪我を負い、車いす姿に。

中迫が車いす姿で「生」を突きつけられたのと同じように、滝川もまた同じ姿で自らの罪の重さと向き合わされることになります。

ところが、正義感に溢れる一人の男によって最後には車いす姿のまま刺されて殺されるのです。皮肉な結末。

そして物語のラストで印象的だったのが、相馬のセリフです。「警察を辞めるのか」と問われた相馬は、「世界の不条理がどうしても納得できない」と答え、警察に残ることを決意します。

組織の理不尽さや事件の裏にある社会の闇を痛感しながらも、そこに踏みとどまり続けることを選んだ相馬の姿は、このドラマ全体を貫く「正義とは何か」というテーマを象徴するラストシーンだったのではないでしょうか。

タイトル「犯罪者」が問いかけるもの

このドラマを通して繰り返し描かれてきたのは、「法律を犯した者だけが犯罪者なのか」という問いです。通り魔事件という凶悪犯罪の裏には、企業の隠蔽体質や、それを見て見ぬふりをする組織、そして無関係な人々を追い詰める世間の空気といった、目に見えない「犯罪」が幾重にも折り重なっていました。

滝川という一人の殺人者を裁くだけでは終わらない、この社会そのものが抱える不条理こそが、タイトルの本当の意味なのだと感じさせる最終話でした。

まとめ

第6話・7話では、生きていた中迫の衝撃的な再登場から始まり、通り魔事件の真犯人・滝川の正体と逮捕、そして正義感に駆られた一人の男の手による因果応報とも言える結末が描かれました。犯人が裁かれて事件は解決したように見えても、そこに救いだけがあるわけではない、後味の重さを残すラストだったと思います。

そして最後に相馬が「世界の不条理がどうしても納得できない」と語り、それでも警察に残る道を選んだシーンは、このドラマが投げかけてきた「正義とは何か」というテーマへの一つの答えだったのではないでしょうか。

完全な解決や爽快感ではなく、割り切れなさを抱えたまま前へ進む、そんな人間の姿を丁寧に描いた最終話だったと感じます。全7話を通して、社会の理不尽さと向き合い続けた相馬・鑓水・修司、3人の生き様が強く印象に残る作品でした。

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