「一次元の挿し木」あらすじ・ネタバレまとめ|山田涼介主演の新日曜ドラマ、原作結末まで解説

日本ドラマ

「一次元の挿し木」基本情報

2026年7月5日(日)よる10:30〜、読売テレビ・日本テレビ系の新日曜ドラマとしてスタートするヒューマンミステリーで、遺伝子学を研究する大学院生の主人公が、行方不明になった義理の妹の謎を追う物語です。全10話で放送されます。

主演は山田涼介(Hey! Say! JUMP)。これまでの主演作とは一線を画す、人付き合いが得意ではなく友人もいない孤独な研究者・七瀬悠を演じ、義妹の生存を信じ続けるピュアな信念と研究者としての冷静な観察眼という相反する二面性を持つ複雑なキャラクターに挑みます。脚本は高田亮・清水匡、監督は城定秀夫ほか3名が担当。

原作小説について

原作は松下龍之介氏による同名小説で、宝島社主催の第23回「このミステリーがすごい!」大賞で文庫グランプリを受賞した作品です。累計65万部を突破しており、待望の実写化となります。選考委員からは「謎の牽引力、ストーリーの面白さは、今回これがダントツ」「スケールが大きい陰謀劇であり、成長小説としての面白さも備えた作品」と高く評価されています。実質的にデビュー作にあたる作品で、終盤のどんでん返しまで一気読み必至の構成力と伏線回収の完成度の高さが評価されています。

あらすじ(ネタバレなし)

大洪水(豪雨)の日に義理の妹・紫陽(堀田真由)を失った七瀬悠(山田涼介)は、年月が経ってもその死を受け入れられず、彼女が生きていると信じ続けていました。義理の父で大手製薬会社社長の七瀬京一(佐々木蔵之介)が紫陽の葬式を執り行おうとする中、悠はそれを止めようとします。

そんな折、恩師の石見崎教授からインド・ループクンド湖で発掘された200年前の人骨のDNA鑑定を依頼された悠は、半ば強引に鑑定を引き受けますが、驚くべきことに人骨のDNAが行方不明の紫陽と100%一致するという結果が出ます。その後、恩師である石見崎教授が殺害され、悠の前には教授の姪・唯(白石聖)が現れ、思いもよらない事実を告げます。DNAの一致、関係者たちの不可解な死、盗まれた人骨、消えた過去の記憶――そのすべてが一本の線でつながり、悠は過去と現在を繋ぐ巨大な闇へと踏み込んでいきます。

キャスト

白石聖、木戸大聖、土居志央梨、和田正人、笠原秀幸、猪塚健太、小橋めぐみ、藤井美菜、田畑志真、堀田真由、松下由樹、吉原光夫、正名僕蔵、小手伸也、鈴木保奈美、佐々木蔵之介という豪華布陣。お笑いコンビ・かが屋の賀屋壮也も研究室の特任研究員役で出演します。

主な役どころとしては、石見崎唯(白石聖)は悠の所属研究室教授の姪、七瀬紫陽(堀田真由)は4年前の豪雨で行方不明となった悠の義妹、春日陽子(松下由樹)は怪しい動きをする謎の女性、牛尾(吉原光夫)は得体の知れない雰囲気をまとった謎の人物です。

見どころ

タイトルの「一次元」はDNAを構成するA・T・G・Cという塩基配列=一本の情報列を、「挿し木」は遺伝的に同一の個体を作る繁殖法を指しており、両者を組み合わせることで「DNA情報から生命を生み出す」という物語の核心を暗示するタイトルになっています。表紙の紫陽花と骸骨のモチーフも、この意味と対応しています。


ここからネタバレです(原作小説の結末)

未読・未視聴の方はご注意ください。

200年前の人骨と紫陽のDNAが一致した理由は、紫陽が200年前にループクンド湖で亡くなった少女の人骨から採取したDNAで作られたクローンだったためです。紫陽の母・楓(悠の実母)は夫を亡くした後に精神を病み、宗教団体「樹木の会」に入信し、クローンの代理母候補に選ばれてしまいます。

この出産は代理母体とクローン体双方のDNAに深刻なダメージを与えました。当時幼馴染だった京一とはこの時再会し、教団会長の死去でプロジェクトが解散したこともあり、京一は責任を取る形で楓と結婚、生まれた紫陽の父親となります。楓が我が子を教団に献上することを拒んだため、赤ん坊は死亡したことにして存在を隠しました。

謎の人物・牛尾の正体は、宗教団体「樹木の会」の教祖・真鍋宗次郎のクローンとして作られた存在でした。ラストでは、妹・紫陽は自らの意志で「樹木の会」のシンボルとなることを選択します。原作の結末では、紫陽に執着していた悠は彼女を追わなくなります。戸籍上は死亡扱いですが、悠は生存を知りつつ、紫陽を守るために教団に委ねる道を選んだと考えられ、悠自身も唯(真理)と暮らし始め、事件を追う中で彼女に惹かれていく様子が描かれています。

なお現時点で公開されているあらすじでは原作との大きな違いは見られませんが、ドラマオリジナルの展開が加わる可能性もあり、放送後に原作とどこが違うかを比較する楽しみ方もできそうです。

原作は「宝島社文庫」から刊行されており、事前に読んでおくとドラマの伏線や人物関係を追いやすくなりそうです。

放送は日曜22:30〜、TVerなどでも見逃し配信が予定されています。関西でも読売テレビ系列で視聴できるので、日曜の夜が楽しみですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました