北海道・日高町にある飲食店(バー)の壁から女性の遺体が見つかり、男が逮捕された。バーではたこ焼きパーティーを開催していたと言われ、事実ならたこ焼きのイメージを下げてしまったね。筆者は大阪人なので、自宅でたこ焼きパーティーを催したこともあるから。ご遺体のそばで、たこ焼きパーティーって、いくらなんでも…。
逮捕されたのは49歳店主、被害者は28歳看護師!
2人は交際していたらしいが、いったい2人に何があったのか、ミステリー作家目線で、この事件に切り込んでみた。
事実報道のまとめ

現場となったバー(写真引用:Yahoo!ニュース)
カウンター席の先に広がる、間接照明で演出された空間。
この飲食店(バー)の壁の奥から女性の遺体が見つかった。死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、この店の経営者・松倉俊彦容疑者(49)。

容疑者(写真引用:Yahoo!ニュース)
店内に遺体がある状態で営業していたというから、驚くね。
現場は北海道・日高町にある飲食店。カウンター席やテーブル席が並ぶ店内では、ダーツなどが楽しめるようになっている。天井には空気を循環させるシーリングファンがあり、床には空気清浄機のようなものが設置されていた。
事件発覚のきっかけは、2026年元日に関係者から寄せられた20代女性の安否確認の相談。
それを受けて警察は1月3日以降、女性の知人である松倉容疑者の事情聴取を開始。
その中での証言をもとに店の物置スペースを捜索したところ、板でふさがれている場所を発見。
板をはがすと、畳1畳くらいの空間で身元不明の女性の遺体を発見した。そういう経緯のようだ。
司法解剖の結果、遺体は死後10日ほど。死因はロープのようなもので首を絞められたことによる窒息死だった。
報道では、1月2日も営業し、たこ焼きパーティーを行ったということ。
松倉容疑者を知る人は、普段の様子について「おとなしい感じでした。あまりしゃべらない。バーやる前は競走馬の運転手、ドライバーをしていた」とか、「めっちゃ陽気でめっちゃ良いパパでした。びっくり。すごくびっくりしたしショック」とか、そんなコメントがメディアに出ている。
調べに対し、松倉容疑者は「死体を店内の壁の中に入れて隠したことは間違いありません」と容疑を認めているという。
この遺体は誰か。
その後の調べで、被害にあった女性は日高町に住む看護師、工藤日菜野さん(当時28)だと判明した。
被害者は工藤日菜野さん(当時28)
逮捕されたのは松倉俊彦容疑者(49)
関係者によると、女性はバーの常連客。松倉容疑者と交流があった。
警察は1月1日に20代女性の安否確認を受け捜索を開始し、捜査の過程で松倉容疑者の関与が浮上。10日未明、店舗内の壁の中で女性の遺体が発見された。
つまり、松倉容疑者は1月2日も店を開け、工藤さんの遺体がある間も営業していたとみられているが、見つからないとでも思っていたのか。
2人に何があった?ミステリー作家目線の推測
捜査の進展とともに、重要な事実が次々とわかってきた。容疑者は遺体を自身の店の壁の中に遺棄しただけでなく、殺害にも関与した疑いが濃厚になっている。
遺体を壁の中に隠すということ自体、特異なケース。さらにその状態で通常どおり営業を続けていた点が、これまた極めて異常だ。
まず身近な場所にご遺体を隠す場合、それ以外に方法がなかったからと思われるケースが多い。普通は遠くへ運ぶものだが、その手段がなかったのだろう。
「店の壁の奥に隠せば発覚しない」と考えた背景には、自己中心的で現実逃避。被害者が常連客であった点を踏まえると、信頼関係を利用した支配やトラブルの可能性もあり、今後は動機を慎重に検証する必要がある。
気になるのは、飲み屋のマスターが常連客を殺害するほどの怒りや恨みとは?
お金のもつれか、男女のもつれか…殺害にまで至る動機は?
ロープで首を絞めたわけだから、偶然の事故ではなく、明らかな殺人行為。
容疑者は49歳。殺人犯になって得することは何もないことくらいは分かっている。
それにしても、年の瀬、喧騒の裏で起きた悲劇。21歳という年齢差、常連客と店主という関係。愛憎の果てか、突発的な事件か。壁という「境界」に彼女を封じ込めた男は、死の臭いをたこ焼きの香ばしい匂いで塗りつぶそうとしたのだろうか。祝祭の裏側に潜む冷たい亡骸。その壁を背に笑い声を上げた男の精神は、すでに日常と狂気の境界を喪失していたのかもしれない。
続報が待たれる。
まとめ
筆者は遺体のある店内での“たこ焼きパーティー”という報道が気になり、死亡した女性が何とも儚く、可哀そうに思えた。パーティーである以上、きっと笑い声も漏れていたはず。被害者の顔写真もすでに出回っているが、美人だ。ご冥福を祈ります。


コメント