相席食堂で話題!バッファロー吾郎Aが訪れた福岡・南蔵院「釈迦涅槃像」の見どころ・アクセスまとめ

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「相席食堂」でバッファロー吾郎Aさんが訪れて話題に!


テレビ番組「相席食堂」(2026年3月31日放送)の相席旅コーナーで、お笑いコンビ・バッファロー吾郎のAさんが福岡県篠栗町(ささぐりまち)を一人旅。そこで立ち寄ったのが、「世界最大のブロンズ涅槃像」で知られる南蔵院(なんぞういん)です。番組内でのAさんのリアクションがあまりに素直で面白かったのですが、それもうなずけます。実際に行ってみたら、想像の三倍くらいデカかったです。


南蔵院ってどんなお寺?

福岡県糟屋郡篠栗町。博多駅からJRで約20分という好アクセスながら、訪れるまでその存在を知らなかった方も多いのではないでしょうか。

南蔵院は篠栗四国霊場の総本寺で、第1番札所であり、高野山真言宗の別格本山でもあります。篠栗四国は、知多・小豆島霊場とともに日本三大四国霊場のひとつに数えられる由緒ある霊場で、年間130万人の参拝者が訪れます。外国人観光客も非常に多く、アジアのみならず欧米からの参拝者も目立ちます。

境内はとにかく広く、本堂や奥の院、七福神トンネル、仲見世通りなど見どころが多岐にわたり、駆け足でまわっても2時間はかかります。


世界最大のブロンズ涅槃像、その迫力

なんといっても南蔵院最大の見どころが釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)です。

全長41メートル、高さ11メートル、重さ約300トン。ブロンズ製では世界最大級の涅槃像で、1995年5月に完成しました。

……と数字で書いてもピンとこないかもしれませんが、実際に目の前に立つと言葉を失います。全長41メートルというのは、ビルの10〜12階建てに相当する高さの像が「横たわっている」状態です。静かに目を閉じたお釈迦様の表情と、その圧倒的なスケールのギャップが、なんとも不思議な感覚を生みます。

お釈迦様の左手からは五色の布が垂れ下がっており、これはお釈迦様が悟りを開いたときに「五色の光」が現れたことに由来するといいます。参拝者はその布を直接握ることができ、お釈迦様と「つながった」感覚が得られます。

この五色の布を握りながら見上げる涅槃像の表情は、本当に穏やかで静謐です。


涅槃像が建てられた理由──仏舎利の安置所として

実はこの巨大な涅槃像には、深い背景があります。

南蔵院は長年にわたり、ミャンマーやネパールの子どもたちへ医薬品や文房具などを贈り続けており、その返礼として1988年にミャンマー国仏教会議から仏舎利(お釈迦様の遺骨)を贈られました。その仏舎利を安置するために建てられたのが、この釈迦涅槃像なのです。単なる「大きな像」ではなく、国際的な仏教交流の証として建立されたという事実を知ると、感動もひとしおです。

そして1995年5月の完成直後、同年6月に住職がジャンボ宝くじで1等前後賞・合計1億3千万円に当選。「釈迦涅槃像のご利益」として大きな話題を呼びました。以来、南蔵院は「開運・金運のパワースポット」としても広く知られるようになりました。宝くじ当選祈願に訪れる方も多いそうです。


体内参拝という体験──像の中に入れます!

南蔵院の涅槃像には、一般の涅槃像にはない特別な体験があります。それが体内参拝です。

涅槃像の体内も参拝できます。500円の祈願供養料を納めると、お釈迦様の遺骨を安置した仏舎利の間を参拝でき、四国88ヶ所のお砂踏みも体験できます。受付時間は9時30分〜16時です。

体内は撮影禁止。厳かな空間に仏舎利が安置されており、護摩木に願い事を書いて奉納することもできます。四国八十八ヶ所霊場の砂が敷かれた「お砂踏み」は、遠方の霊場を巡礼するのと同じご利益があるとされる体験です。

体内参拝の出口を出ると無料の俵投げ券がもらえ、羽子板の羽のような小さな俵を赤い升に投げ入れる「俵投げ」に挑戦できます。チャンスは3投。風の影響で思いのほか難しいのですが、これが妙に楽しいです。


涅槃像の足裏(仏足)も見逃せません

涅槃像の正面から見学したあとは、足元側にも回ってみましょう。

「仏足(ぶっそく)」とは、お釈迦様の足跡を石に刻んだものです。インド初期仏教では仏像を作ることを恐れ多いとし、お釈迦様の足の裏の相を礼拝の対象にしていたとされています。涅槃像の足裏には複雑な紋様が刻まれており、その中心に硬貨を乗せると縁起が良いといわれ、多くの参拝者が試みています。

また、住職室長によれば「足元から見上げると大きさをより感じられる」とのことで、正面からとは全く異なる迫力が味わえます。


境内の見どころをまとめて紹介

涅槃像だけで満足して帰るのはもったいないです。境内にはほかにも見どころがたくさんあります。

七福神トンネル:本堂側と涅槃像側を結ぶ50メートルほどのトンネルで、中央に七福神が祀られています。薄暗い空間に七福神が並ぶ雰囲気は独特です。

大黒堂・恵比寿堂:住職が1995年に宝くじに当選した際に奉納した大黒天が祀られており、宝くじ関連のお守りなどが置いてあります。金運アップを目指す参拝者には外せないスポットです。

仲見世通り:涅槃像の真下に広がる参道です。南蔵院オリジナルのお菓子や食品、ローソク、線香などが販売されており、お土産選びが楽しめます。奥には食事処「荒神茶屋」もあり、うどんや定食が食べられます。

女人天照堂:吉祥天・弁財天・伎芸天の三天女を祀るお堂です。芸術や福徳円満のご利益があるとされ、男性も参拝できます。

45番札所(奥の院):不動明王が祀られ、山の湧水が飲める「霊水窟」や、平家の落人が隠れていたという伝説の残る「平家岩」、滝修行の場「城戸不動の滝」など、篠栗霊場発祥の地でもあります。


参拝のルールと注意事項

南蔵院は観光施設ではなく、あくまでも「祈りの場所」です。訪れる前に以下を必ず確認しておきましょう。

涅槃像への参拝時間は9時〜17時(最終入場16時30分)で、夜間参拝はできません。

拝観料は1人500円(19歳未満無料)です。

境内での禁止事項は多岐にわたります。歩きながらの飲食・喫煙・大声は禁止です。自撮り棒・三脚・スタビライザーの使用も不可。タトゥーや刺青の露出、肌の露出の多い服装(ホットパンツ、ミニスカート、キャミソール等)での来訪もNGとなっています。

服装には特に注意が必要で、規定違反の場合は入場を断られることもあります。特に夏場は肌の露出に気をつけましょう。


アクセス情報

電車の場合: JR福北ゆたか線(篠栗線)「城戸南蔵院前駅」下車、徒歩約3分。博多駅から快速で約20分です。駅から参道入口まで3分、涅槃像までは坂道を歩いて約10分ほどかかります。

車の場合: 福岡都心より都市高速〜国道201号経由で約30分、福岡インターより国道201号経由で約15分。無料駐車場が3ヶ所あります。ただし、バスでの来訪は駐停車禁止(一部例外あり)です。

所在地: 福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗1035 電話: 092-947-7195(9:00〜16:50) 公式サイト: https://nanzoin.net/

荷物が多い場合は、博多駅などのコインロッカーに預けてから来ることをおすすめします。境内や駅にはコインロッカーがなく、坂道が多いため、大荷物での参拝はかなり大変です。


まとめ:博多旅行に組み込むべき必訪スポットです

バッファロー吾郎Aさんが「相席食堂」で見せたリアクションは、あの場所を実際に訪れた人なら全員共感できるものでしょう。

博多から電車でたった20分。それだけで、世界最大のブロンズ涅槃像と向き合えます。圧倒的なスケール、静謐な空間、体内参拝という唯一無二の体験。観光スポットとしての魅力は十分すぎるほどですが、南蔵院はあくまでも「祈りの場」であることをお忘れなく。

敬意を持って参拝すれば、きっとバッファロー吾郎Aさんと同じように、言葉を失うほどの体験が待っているはずです。


【基本情報】 南蔵院 / 〒811-2405 福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗1035 / TEL: 092-947-7195 拝観時間:9:00〜17:00(最終入場16:30) / 拝観料:500円(19歳未満無料) アクセス:JR城戸南蔵院前駅より徒歩3分

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